ローマ法王の葬儀、各国元首が参列し最大規模に | 重箱の角

ローマ法王の葬儀、各国元首が参列し最大規模に

ばちかん


 バチカン市発、ロイター通信によると、バチカン市では8日、2日に死去したローマ法王ヨハネ・パウロ二世の葬儀が営まれる。葬儀は近代史上最大規模で、世界の元首や宗教指導者が多数参列する。

 法王の遺体を納めた質素な棺は、現地時間午前10時(0800GMT、日本時間午後5時)、26年前に法王に就任した場所であるサンピエトロ大聖堂から運び出される。

 葬儀はサンピエトロ広場で行われ、世界各国から国王4人、女王5人、大統領や首相70人以上が参列。広場を囲む通りには、世界から訪れた信者200万人が詰めかけ、葬儀を見守るとみられている。

 米国のセオドア・マカーリク枢機卿は、「彼は世界を動かした。彼に同意しない人はいるかもしれないが、愛さずにいることができるだろうか」と話した。



写真は6日、サンピエトロ大聖堂周辺を警戒中のイタリア軍ヘリ。