長崎で、国内最古のポッペン出土 | 重箱の角

長崎で、国内最古のポッペン出土

 共同通信によると、長崎市の長崎奉行所跡周辺から国内最古の吹きガラス製玩具「ぽっぺん」が出土し、長崎県教育委員会が28日発表した。県教委は「もろいガラスが土の中から見つかったのは奇跡的」と話している。
 
 県教委によると、中国から日本に吹きガラス製造が伝わったのは17世紀後半。これまで確認された最古の国内製吹きガラス1714年製の器。

 出土した玩具は文献や成分分析から同奉行所の建て替えが始まった1715年以前に使われた可能性が高く、国内製吹きガラスとしては最古級となる。
 
玩具は長さが8・8センチ、直径が最大4・5センチ一部が割れて失われた状態で見つかった。排水溝跡から壊れた陶器やげたと一緒に発見されたことから、壊れた後に捨てられたとみられる。

17世紀の童が吹いていたのか、はたまた見目麗しいお嬢さんが吹いていたのか・・・夢、古を走る思いですな。