再掲載・NYの美術館にいたずら、英国人が自作をひそかに展示 | 重箱の角

再掲載・NYの美術館にいたずら、英国人が自作をひそかに展示

※この記事は、3月26日に掲載した記事に加筆修正したものです。

 ニューヨーク発、ロイター通信によると、英国人落書きアーティストの通称「バンクシー」が今月、ニューヨーク近代美術館を含む当地の著名美術館4カ所に、ひそかに自分の作品を展示するいたずらを仕掛けていたことが明らかになった。

 アンディ・ウォーホルの代表作であるスープ缶の絵に似せたバンクシーの作品は、誰にも気づかれず3日間以上展示されていた。

 また、ブルックリン美術館に持ち込まれた別の作品は、縦61センチ、横46センチと今回最大サイズ。植民地時代の提督の肖像画だが、手にはスプレー缶が握られており、背景に戦争反対を示す落書きが見える。

 このほか、メトロポリタン美術館米自然史美術館がいたずらの標的になった。

 バンクシーはさらに、変装して作品を展示する自身の画像ウェブサイトで公開

 バンクシーは、仲間の協力を得て今月13日にいたずらを決行したことを告白。仲間が同性愛者同士の口論を装って人々の注意をかく乱し、そのすきを狙って作品を展示するといった手口も明らかにした。

 バンクシーは昨年、パリ市内のルーブル美術館やロンドン市内のテート・ギャラリーにも同様のいたずらを仕掛けたとしている。

変装して作品を展示する自身の画像のウェブサイトにリンクしました。
変装して作品を展示する自身の画像と展示された絵画等


あっぱれというか、すごいというか、本物に勝るとも劣らない画力がないとできないことだな・・・
その絵をおいらは見てみたい。

写真は13日、ブルックリン美術館に掲げられていたバンクシーの作品(左2番目)を見る人である。