合併自治体が“結婚式” | 重箱の角

合併自治体が“結婚式”

 共同通信によると、島根県内の1市7町村が対等合併し、31日に人口約20万人の新「松江市」が誕生するのを前に27日、松江市内の神社で、自治体同士の結婚式が行われた。

 会場は、縁結びで知られる八重垣神社8人の市町村長や仲人役の澄田信義島根県知事らが神殿に参列。一同が「固めの杯」を交わした後、松浦正敬松江市長「約5年前から100回以上、お見合いをしてきて、住民の支えで合併がまとまった。財政的にも厳しい船出だが、身を引き締めていきたい」と話した。

 市町村長らは、8種類の材料で長さ8メートルの太巻きを作り、式を見守った約200人に振る舞った。式に来ていた松江市の小学校で英語を教えるニナ・マイさん(25)は、「末広がりで、おめでたい」と、8にちなんだ太巻きづくりを興味深げに見ていた。

市町村合併を祭りにしてしまうとは・・・