大型馬が鉄ソリ引き力走 北海道のばんえい競馬開幕 | 重箱の角

大型馬が鉄ソリ引き力走 北海道のばんえい競馬開幕

ばんえい

 

 体重1トンもあるペルシュロン種などの大型馬が鉄ソリを引く、北海道独特の「ばんえい競馬」が16日、旭川市の旭川競馬場開幕した。

 晴れた空の下、馬たちは砂煙を上げて力走。騎手やファンたちの掛け声を受け、途中に坂が2カ所ある200メートルの直線コースで、スピードと持久力を競った

 ばんえい競馬開拓時代、馬力を試すための競争として始まり、明治時代後期農耕馬の祭典として定着。しかし娯楽の多様化や長引く不況で、主催する北海道市営競馬組合売り上げ年々減少累積赤字は約24億円に達している。

 経営再建に向け、ネットでレースのライブ映像の配信や、道外での馬券発売に力を入れる。本年度から通年開催となり、旭川、岩見沢、北見、帯広の競馬場で、計162日開催される。

道民に春の訪れを知らせるばんえい競馬。
前に1度実際に見たが、普通の競馬より遙かに面白かった。