桜、記録的な遅咲きも 気象庁「春先の低温響く」
今年の桜(ソメイヨシノ)開花は、平年より遅い地点が続出、2000年以来5年ぶりの遅咲きとなる可能性が高まっている。すでに、長崎など記録的な遅咲きを観測した地点もあり、気象庁は「冬の初めの高温と春先の低温が響いたのでは」と指摘。これから開花を迎える東北地方などでも1-4日遅いところが多くなるとしている。
気象庁によると、桜の開花はここ数年早咲きが続いており、中には4月になる前に満開を迎えるところもあった。
しかし、今年は最も早く開花が観測された宇和島(愛媛県)と宮崎でも3月28日。翌29日には大島(東京都)と静岡、和歌山、福岡で、31日と4月1日には東京や名古屋から四国、九州にかけて開花した。
このうち、4月1日開花の長崎は、1962年と88年に観測した最も遅い開花日と同記録。同じ1日に開花した熊本は63年などの2番目に遅い記録と並んだ。
噂の域でしかないが、櫻の開花が遅い年は冷夏になるらしい・・・